「多読」は効果がありますか?(スーパーラーニング)
たとえば、ある私立中学校で行われている多読のクラスで、次のような検証結果が出ています。
(1)英語を読むのが怖くなくなった (2)まだ習っていない単語の意味が、推測できるようになった (3)be動詞と一般動詞の違いが理解できるようになった (4)教科書の内容が簡単に読め理解できるようになり、定期テストの成績が上がった (5)中学1年生で、すでに中2や中3の内容が分かる このように、「多読」を実践している教育の現場では、はっきりとした効果が表れ始めています。 日本では、リーディング=訳読、というイメージが強いですが、多読とは「やさしい教材を多量に速くすらすらと読み、細かい内容にこだわらず要点や概要をつかみ、内容を楽しむ読み方」のことです。一つひとつの単語の意味を覚えさせたり、表現を学習させたりするのではなく、お話全体の流れを体験させ楽しませることが目的です。 それにより、(1)英語の語感・センスが身につく (2)訳読でない「直読・直解」の基礎が身につく (3)単語の意味にとらわれるのではなく話の展開を追うことができる などの効果がでてきます。 また、語い、リスニング、スペリング、構文力、意欲的な態度など、すべての面に好影響をもたらします。
写真の教材は SAクラス(継続生) 5年~6年生のスーパーラーニングの教材です